介護の仕事の入門資格として、以前はヘルパー2級という資格がありましたが、2013年4月から名称変更され、介護職員初任者研修となりました。これから介護のしごとに携わりたいと考えている人は介護職員初任者研修の取得を考えましょう。ここでは基礎知識を紹介していきます。
高齢化により介護の職場は人材が常に求められています。その中で、初任者研修の資格を取得しておくと、選考や採用時に時給がよくなったり、転職先の幅が広がることに繋がります。また、介護の資格はキャリアアップも可能です。介護職員初任者研修の次は実務者研修、更に介護福祉士としての第一歩でもあります。今後長く介護職員として、働きたいと考えているなら、介護職員初任者研修は必須の資格と言えるでしょう。
名称変更があった元の資格であるヘルパー2級とはどのような違いがあるのでしょう?基本的なカリキュラム内容に違いはありませんが、修了試験が実施されたり、実習が廃止されるという内容変更はありました。実習については任意で実施しているスクールもあるので、介護現場を知る機会として利用してみるのがおすすめです。さらに、認知症の毛についても受講科目として追加されました。認知症が増加しているので、しっかり理解しておくことが必要だからです。
介護職員初任者研修は、修了試験があるのでしっかり勉強しなければ合格することができません。ですので、介護職員初任者研修を受講するなら、短期間で腰を据えて勉強する必要があります。それにかけられる期間によってどのコースを選ぶかは変わってきます。
介護職員初任者研修は、通信講座も受講可能ですが、スクーリングがなしでは取得できません。なので、スクーリングが通いやすい場所にないと資格取得には苦労しますので、よく調べておきましょう。
スクーリングに働きながら通う際には、振り返りに対応しているかをチェックしましょう。普段、何事もなく定時退社できる人は問題ありませんが、意外と「急に行けなくなった」という事は発生します。ですので、振替に対応していると安心して受講できますよ。
現在の職場で働きながら、通学と通信を併用して取得したという人が第1位となりました。働きながら通信講座を受講し、土日はスクーリングという努力が必要ですが、働きながら資格を取得するには一番いい方法ですよね。
求職中等で、とにかく短期間で資格を取得したいという人には、1ヶ月のスピード取得ができるというコースが人気でした。1かなり短期間の受講になるため、相応の時間と努力が必要です。短期間で集中して取得したいという人には向いています。
ゆっくり資格を取得する時間があるという人は日中から受講できるコースを受講しています。しかし、受講は日中から夕方まで行なわれるので、時間とお金に余裕のある人でないと受けることができません。